米国の関税措置、石破首相「極めて不本意で極めて遺憾」

Kentaro Sugiyama

［東京　７日　ロイター］ - 石破茂首相は７日の参院決算委員会で、トランプ米政権が日本に追加関税を課すことについて「極めて不本意で、極めて遺憾だ」と改めて述べた。引き続き関税引き下げを米国に訴えていくが、一朝一夕にできるとは限らないため、国内対策として企業の資金繰りや雇用の維持などに万全を尽くしていくと語った。赤池誠章委員（自民）への答弁。

首相は、必要であればなるべく早く訪米をしたいが、米国との交渉の際には「何をどうするのかということをきちんとパッケージした形で持っていかなければならない」と指摘。合わせて、日本は不公正なことやフェアでないことはしていないということをしっかり伝えなければならないと語った。