- 2009/02/10 掲載
富士通とAMDが出資のフラッシュメモリー製造大手Spansionが事実上の倒産
Sapansionは、富士通と半導体大手アドバンス・マイクロ・デバイセズ(AMD)社の協同出資により設立された企業で、2003年からは米国のSpansionの子会社となっていた。米Spansionは、欧州やアジア各国に製造設備や営業拠点を有しており、グループ全体で約9,500名の従業員を有している(うち日本法人は1,350名)。
しかし、会津工場拡張に対する設備投資および研究開発費が重荷になり、グループ全体で採算が悪化。日本法人は、事実上の倒産となった。現在、親会社は通常の営業を続けているという。
帝国データバンクによれば、負債額は日本綜合地所(負債1975億4900万円、2月会社更生法)に次いで今年2番目の741億円。製造業としては、今年最大規模になったという。
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