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- 2024/04/25 掲載
アクセンチュア流「タイパ最強」の生成AI活用術、プロンプト書き方4原則とは?
連載:アクセンチュア流「生成AI時代の仕事術」
ホワイトカラーのあらゆる業務を強力サポート
言語だけでなく画像や動画、音声という人間の五感に近い能力を兼ね備えた生成AIを、既存サービスに組み込む動きが盛んに行われている。検索業界の2強である米グーグル社と米マイクロソフト社は生成AIをこぞって導入し、これまでとはまったく異なる検索体験をユーザーに提供している。IT業界ではプログラマーのためのツールに生成AIを組み込むことで、作業効率を飛躍的に向上させることを目指している。米GitHubの調査では、AIを使ってプログラミングを支援する自社製品「GitHub Copilot」を業務で使ったところ、コード全体の46%を自動で生成することができ、コーディング作業を最大55%高速化することができた、と報告している。
デザイン業界でも、ツールに生成AIが組み込まれたことでデザイナーの創造力を補完し、アウトプットが出るまでのスピードが飛躍的に上がるとみられている。現にナイルが日本人のイラストレーターに行ったアンケートでは、「仕事に生成AIを活用している」と答えた割合が54%だった。この結果は、クリエイティブ業界においても、画像生成AIの存在感が増していることを示しているのではないか、と筆者は考えている。
そしていよいよ2023年11月、Microsoft Office製品に生成AIが組み込まれ、一般ユーザーへの提供が開始された(図1)。
「Microsoft Copilot for Microsoft 365」はオンライン会議ツールTeamsやプレゼンテーションソフトPowerPoint、表計算ソフトExcel、文書作成ソフトWord、デジタルノートアプリケーションOneNoteなどに生成AIを搭載しており、オフィスワークの強力な味方となっていくだろう。
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