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集団でいるとなぜかいつも場を仕切っている人。こちらが正論を言っても、なんとなくみんな、声が大きい人についていくような場面に遭遇してモヤモヤしたことがある人は少なくないでしょう。こんなとき、どうすれば最終的に自分が思った結果を手に入れられるでしょうか。「論破王」として知られるひろゆき氏流の処世術をお届けします。
結局「声が大きい人」が勝つような気がするワケ
生成AIで1分にまとめた動画
人間心理には「ハロー効果」というバイアスがあって、他人への評価が「見た目」や「肩書き」なんかに左右されやすいことが実証されています。声の大きさもその1つです。
そんなわけで、集団の中ではどうしても、ごく自然に話の中心になる人が出てきますよね。そういう人が話すことが必ずしも正しくはなくても、「ハロー効果」で妙にみんなが従ってしまうということが起こり得るわけです。
ですので、あなたがその人と違う意見を持っていて、あなたの意見のほうが正しいのだとしても、やみくもに正論をぶちまけるだけでは、誰も取り合ってくれないかもしれません。
そういうときに、自分の意見を聞いてもらうためには、まずは早めにマウントをとってしまうことです。
たとえば、互いに全然関係のない5人が、パック旅行の待ち合わせ場所に集まったとします。ところが、肝心の添乗員が集合時間になっても現れない。そんなとき、自然にリーダーシップをとれる人が出てきて、「みんなで添乗員を探しましょう」と言い出してしまったとします。
でも、この対応は明らかに間違いで、いくら添乗員が遅れたとしても、集合場所で待ち続けるほうがいいわけです。それでも、言い出した人に従ってしまいがちなんです。
そんなとき、もし自分がその人よりもよい提案ができる根拠があれば、それを早めに伝えます。「僕、50カ国以上行ったことがあって、その経験からすると……」なんて言えば、「なら詳しい人に従ったほうがよさそうだよね」という空気が作れたりします。
「マウントカード」があれば、躊躇せず早くからきちんと出していきましょう。
そのほうがみんなのためになったりします。
【次ページ】会社でも超有用、マウント以外の強力な対抗手段とは?
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