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- 2023/12/27 掲載
ひろゆきが明かす「声が大きい人」に飲み込まれない会話術、人を動かす“言い方”とは
結局「声が大きい人」が勝つような気がするワケ
そんなわけで、集団の中ではどうしても、ごく自然に話の中心になる人が出てきますよね。そういう人が話すことが必ずしも正しくはなくても、「ハロー効果」で妙にみんなが従ってしまうということが起こり得るわけです。
ですので、あなたがその人と違う意見を持っていて、あなたの意見のほうが正しいのだとしても、やみくもに正論をぶちまけるだけでは、誰も取り合ってくれないかもしれません。
そういうときに、自分の意見を聞いてもらうためには、まずは早めにマウントをとってしまうことです。
たとえば、互いに全然関係のない5人が、パック旅行の待ち合わせ場所に集まったとします。ところが、肝心の添乗員が集合時間になっても現れない。そんなとき、自然にリーダーシップをとれる人が出てきて、「みんなで添乗員を探しましょう」と言い出してしまったとします。
でも、この対応は明らかに間違いで、いくら添乗員が遅れたとしても、集合場所で待ち続けるほうがいいわけです。それでも、言い出した人に従ってしまいがちなんです。
そんなとき、もし自分がその人よりもよい提案ができる根拠があれば、それを早めに伝えます。「僕、50カ国以上行ったことがあって、その経験からすると……」なんて言えば、「なら詳しい人に従ったほうがよさそうだよね」という空気が作れたりします。
「マウントカード」があれば、躊躇せず早くからきちんと出していきましょう。
そのほうがみんなのためになったりします。 【次ページ】会社でも超有用、マウント以外の強力な対抗手段とは?
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