記事 クラウド 「今、クラウドに着手していない企業は競争から2年遅れている」米IDC バーノン・ターナー上級副社長 2011/08/15 クラウドコンピューティングは、従来のITシステムのあり方を大きく変えようとしている。すでに、多くの企業はプライベートクラウドへの投資を本格化し、さらにパブリッククラウドの活用も検討している。こうした変化が進むと、ITとビジネスにはどのようなインパクトがもたらされるのだろうか。米IDC シニアバイスプレジデント バーノン・ターナー氏はクラウドコンピューティングの現状と課題について語り、さらに今後企業で登場する新たな専門職の登場を予見した。
記事 ソーシャルメディア 「受け取る力」──社会で果たすべき責任をDNAに組み込むビジネススクール 2011/08/12 3月11日を国外で迎え、故郷のために何かできることを、との思いで立ち上がった日本人は多い。バルセロナにある世界有数のビジネススクール、ESADEの日本人学生グループもその1つだが、学生たちが驚いたのは、学校側の迅速なアクションだった。なぜESADEでは遠い異国の日本に真摯な「思い」を向け、すばやく行動できるのだろうか──?
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ データセンター利用企業は6割、デスクトップ仮想化導入を検討している企業は3割に--GfK調査 2011/08/11 2008年のリーマンショック以降落ち込んだ企業のIT投資は、2010年度実績では回復の兆しを見せていたが、震災後の調査では、「減少する」と回答した企業の割合が再び上昇する結果となった。また、「データセンター事業者を利用している」とした企業の割合は全体の6割に達したほか、デスクトップ仮想化の導入を検討している企業は3割に達した。
記事 衛星通信・HAPS・NTN 富士通、ネットワークの電力を20%削減できる自動設計技術を開発 2011/08/10 富士通と富士通研究所は10日、イーサネットで構築されたネットワーク全体の消費電力を従来と比べて最大約2割削減できる自動設計技術を開発したと発表した。ネットワーク機器の構成や回線の接続の仕方を考慮し、膨大な設計パラメーターを線形計画問題として解くことで、ピーク時のトラフィックに対応しながらネットワークの消費電力量や機器設置コストを最小に設計できるという。
記事 経費・通信費・調達コスト削減 コストマネジメント思考法:真に利益を最大化するコストの見方(4) ~コスト適正化に有効な「分解」と「統合」とは? 2011/08/10 「コストマネジメント思考法 ―どんな状況でも利益を生み出す」(東洋経済新報社)の著者であるA.T. カーニー 栗谷 仁 氏と、同社プリンシパル 小崎 友嗣氏に、真に利益をもたらす“コストマネジメント”について語っていただく本連載。第4回目となる今回は、コストを適正化する上で有効な思考法のうち、「分解」と「統合」について伺った。
記事 クラウド 福井銀行、分散系システムに日本IBMのクラウド「IBM MCCS」を導入 2011/08/05 日本IBMは5日、福井銀行の分散系システム向けに、同社のクラウド・サービスである「IBMマネージド・クラウド・コンピューティング・サービス」を提供すると発表した。
記事 ネットワーク管理 NEC、OpenFlow対応製品の拡販体制強化 米社からも海外初受注 2011/08/05 NECは5日、新ネットワーク制御技術「OpenFlow」に対応したネットワーク製品「UNIVERGE PFシリーズ(プログラマブルフロー)」の拡販体制を強化すると発表した。今後、2年間で200システムの販売を目指す。
記事 その他 【武田知弘氏インタビュー】戦国時代は経済戦争の時代でもあった――織田信長の野望と手腕を読み解く 2011/08/05 各地の有力者が無数の合戦でしのぎを削った戦国時代。その時代は、経済の面でも群雄がそれぞれ戦略を立て、火花を散らしてもいた時代だった。華々しい合戦ではなく、そのような経済における戦いに目を向けた『織田信長のマネー革命 経済戦争としての戦国時代』(ソフトバンク新書)は、歴史を通じて現代にも通ずる問題を扱っている。経済戦争を繰り広げていた戦国時代、そしてその時代の最大のヒーローである織田信長について、本書の著者である武田知弘氏にお話を伺った。
記事 ストレージ スケールアウトNASとは何か?ビッグデータ管理にベストなストレージを探る 2011/08/04 すべての企業では、これまで活用してこなかった、あるいは活用できなかった膨大な量のデータが日々生み出されている。テクノロジーの進化は、これらのデータを「ビッグデータ」という宝の山に変えつつある。しかし、ビッグデータを効率よく蓄積し、そこから新たな価値を見出すには、従来とは異なるテクノロジーが必要とされる。そこで脚光を浴びつつあるテクノロジーの1つが「スケールアウトNAS」だ。EMCジャパン アイシロン事業本部 マーケティング部 マネージャー 武堂貴宏氏に、ビッグデータとスケールアウトNASの関係について話を聞いた。
記事 経営戦略 Twitter活用最前線:ソフトバンクモバイル水嶋氏「お客様との一体感は、これまでの手法では感じなかったものです」 2011/08/04 Twitterを企業活用するための思考法と実践法を探るべく、ソフトバンクモバイルが取り組んだTwitterカスタマーサポートを紐解く本連載。前回に引き続き、現場担当者であるソフトバンクモバイル 水嶋 康浩氏に、Twitter対応で生じる課題をいかに解決し乗り切っていったのか、伺っていこう。そして、Twitter対応を続ける中で、水嶋氏が感じたカスタマーサポート進化の可能性とは──?
記事 製造業界 栗本鐵工所、富士通のM2Mサービスで製造ラインを遠隔保守するサービス 中国、インドでも展開 2011/08/02 栗本鐵工所は2日、富士通のM2Mサービス「FENICSⅡ M2Mサービス」を利用して、栗本鐵工所の顧客先に設置された鍛造機械プレスを遠隔で保守するためのインフラを構築し、8月より「クリモト遠隔保守サービス」としてビジネスを開始すると発表した。
記事 ストレージ クララオンライン、Amazon S3準拠のクラウドストレージサービスを提供開始 2011/08/02 クララオンラインは2日、ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズの「Cloudianソフトウェア」を使用したAmazon S3 準拠のクラウドストレージサービスの提供を開始すると発表した。
記事 経費精算・原価管理 インテック、中国現地日系企業向け販売管理システム「社長の右手」を発売 2011/08/01 インテックは1日、今年8月より販売管理ソリューションパッケージ「社長の右手」の中国対応版を販売開始すると発表した。
記事 メールセキュリティ 多様化するフィッシング詐欺、ソーシャルメディアや寄付金サイトは安全か 2011/08/01 情報セキュリティに関するインシデント動向のひとつとして、不特定多数を対象とする攻撃から、特定組織、グループ、コミュニティを狙った攻撃、いわゆる標的型攻撃へのシフトが挙げられる。これは、攻撃者側が、より洗練され組織化され、ビジネスライクになってきたことが背景として考えられる。その標的型攻撃の1つとしてフィッシング詐欺は常套手段だが、そのフィッシングの手法も多様化してきており、分類や統計が難しくなっている。
ホワイトペーパー その他基幹系 IBMのSystem iに特化したシェアード型ホスティングサービス「ASクラウドサービス」 2011/08/01 IBMのSystem iに特化したシェアード型ホスティングサービス「ASクラウドサービス」は、リプレース時に必要以上のスペック持った機器を調達することなく、必要なリソースを必要な期間だけ利用できるIaaS(Infrastructure as a Service)サービス。また、リソースのタイムリーな増設についても対応できる。また、所有から利用により効率的に事業を運営することで、資金調達コストの抑制が可能になるほか、資産の陳腐化・余剰資産維持リスクを回避できる。
ホワイトペーパー 災害対策(DR)・事業継続(BCP) TCO削減と事業継続(BC)の実現に向けたデータセンター サービス 2011/08/01 無停電の電源設備、空調システム、防災システム、全体基礎免震構造、入退室管理、ネットワーク環境など、データセンターを選択する基準は数多くある。本資料では、事業継続を実現し、TCO削減に寄与するデータセンターサービスを紹介する。
ホワイトペーパー バックアップ・レプリケーション NASに格納するだけで自動複製されるデータバックアップサービスの概要 2011/08/01 災害やシステム障害時に大切なデータを消失しないため、データのバックアップは必須になっている。本資料では、サーバのデータをNASに格納するだけでデータセンター側のストレージにレプリケーション(複製)するサービスを紹介する。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) 3.11以降、なぜ北陸のデータセンターが注目されているのか 2011/08/01 3月11日の大震災以降、改めてBCP(事業継続計画)見直しの機運が高まっている。従来は都内に集中していたデータセンターだが、設置場所を再検討する企業が増えている。こうした中、データセンターの設置場所として注目されている地域が北陸だ。富山県を発祥の地とし、同県にデータセンターを持つインテックの北陸地区本部 北陸営業部長 福田壮志 氏によれば、北陸がデータセンターの設置場所として注目を集めるのには大きく2つの理由があるのだという。また、こうした流れと呼応するように、自社で用いてきたシステムをデータセンターにクラウド化する動きが活発化している。福田氏にその実態を聞いた。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) 【特集】事業継続のためのデータセンター活用 2011/08/01 3.11の大震災以降、日本の企業の中で事業の継続性について検討する機会が増えた。中でもITは、今や業務の根幹を担っており、いざというときにも稼働し続けるシステムが求められている。本特集では、事業継続のためのデータセンター活用術について紹介する。
記事 市場調査・リサーチ レイヤー4-7スイッチ市場(2010年):F5が4年連続シェア1位に、市場規模は2割増 2011/07/29 2010年の国内レイヤー4-7スイッチ市場は、インターネット上でのサービスの拡大に伴う設備増強などで、前年比19.6%増の201億8,400万円となった。
記事 データセンター・ホスティングサービス 日本HP、コンテナ型データセンター事業に参入 1Uサーバ500台搭載可能な「HP POD」を提供 2011/07/28 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は28日、コンテナ型データセンター事業に参入すると発表した。新たにコンテナ型データセンター「HP Performance Optimized Datacenter(以下、HP POD)」と、その導入コンサル、導入作業、保守までをカバーする「HP PODプレミアムサービス」を提供する。
記事 クラウド なぜERPよりもメールのほうがクラウド移行できないのか、中堅・中小企業がクラウド移行を進める3つの方法 2011/07/27 メールやグループウェアといったいわゆる情報系アプリケーションは、企業ごとのカスタマイズが少なく、クラウドへの移行が比較的容易と言われている。だが、実際にはパッケージ形態のメールソフトやグループウェアの利用がまだまだ多い。つまり、情報系アプリケーションのクラウド移行が進まないことには別の要因があると考えられる。そうした状況の中、東日本大震災の発生により「中堅・中小企業のクラウド活用が進む」という見解もある。そこで、今回は情報系アプリケーションのクラウド活用を妨げる要因や東日本大震災が及ぼす影響を俯瞰し、中堅・中小企業が情報系アプリケーションのクラウド活用に取り組む際のポイントについて考えていくことにする。
記事 クラウド 弘前大学、1万人が利用する情報システム基盤をネットワンシステムズがプライベートクラウドで構築 2011/07/26 ネットワンシステムズは、弘前大学の情報システム基盤をプライベートクラウドで構築した。
記事 クラウド 第一三共、ICT基盤をクラウドに刷新 製薬業界初 2011/07/26 製薬大手の第一三共は、富士通とともにICT基盤をクラウド環境に刷新する。2010年度より、各業務システムを本クラウド基盤に順次移行する大規模なプロジェクトに着手し、既に100台強の仮想サーバが稼動しているという。2014年までに完了する予定。富士通によると、ICT基盤をクラウド(IaaS)に刷新するのは、製薬業界初の取り組みになるという。
記事 その他ハードウェア 節電に最も効果的なデスクトップPCは? ビジネス向け「省電力PC」を徹底比較! 2011/07/26 東日本大震災と、それによる原発事故の影響から生じた電力不足は、夏本番を迎え、ますます深刻化している。企業としてできる限りの節電が求められている中、電灯や空調だけでなく、PCの消費電力は無視できないだろう。そこで今回は、各PCメーカーが低消費電力をうたう「省電力PC」について、単純な消費電力だけでなく、電源管理ソフトウェアの充実度なども含めた省電力性を中心に比較していこう。加えてパフォーマンス、サイズ/インターフェイスといった使いやすさ、運用/セキュリティ機能など、ビジネスPCとしての総合力も検証していく。(製品比較の機種選定・比較は、ソフトバンク ビジネス+IT編集部が実施しています)
記事 人件費削減・リストラ ダウンサイジング、リストラ、リエンジニアの違いは何か:篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(32) 2011/07/26 ITの世界では新しいことが次々と生まれている。そのため、IT投資が効果をあげるには、永続的な企業改革が欠かせない。企業改革の実態は多様だが、インフォメーション・エコノミーの枠組みで整理すると、ダウンサイジング、リストラ、リエンジニアの3つに大別できる。それらの違いをしっかり見極めれば、何が成果につながるか、その道筋が見えてくるはずだ。
記事 ERP・基幹システム 国際航業ホールディングス、富士通、Fsolと共同で基幹業務システムを全面的に刷新 2011/07/25 国際航業ホールディングスは25日、富士通と富士通システムソリューションズと共同で、プロジェクト管理や債権・債務管理、予算管理、財務会計などの基幹業務システムを全面的に刷新し、グループ9社に展開、このたび本稼動を開始したと発表した。
記事 Wi-Fi・Bluetooth 個人所有のスマートフォン/タブレット端末を、ビジネスで安全に活用するには? 2011/07/25 iPhoneやiPadに代表されるスマートフォン/タブレット端末は、コンシューマー市場で急速な普及を遂げている。ビジネスの現場においても、活用しようと対策を考える企業側の対応よりも、従業員の意欲が先行している状況だ。こうした状況をふまえ、端末を含めた万全の体制を整えるのに時間をかけるよりも、意欲ある従業員が持つ個人所有端末を企業利用できるようにするサービスを提供しているのが、NTTPCコミュニケーションズだ。個人所有端末をビジネス活用する上での課題、そして解決策とは?
記事 Web開発 ピザハット、Webオーダーシステムをリニューアル 全国360店舗で本稼働を開始 2011/07/25 日本ケンタッキー・フライド・チキン傘下のピザチェーン「ピザハット」は、Webオーダーシステムを再構築し、全国360店舗で本稼動を開始した。
記事 経費・通信費・調達コスト削減 コストマネジメント思考法:真に利益を最大化するコストの見方(3) ~コスト適正化の「集約」と「集約を妨げる要因」 2011/07/25 「コストマネジメント思考法 ―どんな状況でも利益を生み出す」(東洋経済新報社)の著者であるA.T. カーニー 栗谷 仁 氏と、同社プリンシパル 小崎 友嗣氏に、真に利益をもたらす“コストマネジメント”について語っていただく本連載。第3回目となる今回は、コストを適正化する上で有効な思考法の中から「集約」とその実現手法、そして「集約を妨げる要因」への対処方法について詳しく伺った。