- 2013/01/24 掲載
日本IBM、「IBM SmarterCloud Enterprise R2.2」を開始 Windows機能を強化
今回、発表の新バージョン「SCE R2.2」では、Windows関連機能を強化、Windows環境のコピー/インポートのサポートし、Windows Serverインスタンスを取り込んだ個人イメージのSCE上へのコピーやインポート、およびデータセンターをまたいだ個人イメージの転送、コピーが可能になった。
また、大容量のメモリーを必要とするアプリケーションを安定して運用できるよう、従来の2倍となる32ギガバイトのメモリーを搭載するメニューを新たに追加する。そのほか、SCEを提供するすべてのクラウド・センターでISO/IEC 27001-2005の認証を取得した。
「SCE+ R1.1」では、データベースのバックアップ管理における機能拡張を行うなど、ミドルウェアに対するマネージド・サービスを強化。また、既存環境からの容易な移行を支援。OSレイヤーからミドルウェアまで運用対象を拡大し、IBM DB2、Oracle、およびMicrosoft SQL Serverのデータベース監視やデータベース・バックアップ機能を強化した。
SCE R2.2およびSCE+ R1.1は、日本を含むグローバルのIBMのクラウド・センターから最適なサイトを選択して利用できる。
パブリッククラウドサービスは、先行するアマゾンのほか、グーグルやマイクロソフトも含めて価格競争が激化している。IBMでは企業向けの付加価値機能で差別化を図る。
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