賢いクラウドサービスの選び方～チェックすべき5つのポイントとは？導入前に知っておきたい！

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賢いクラウドサービスの選び方～チェックすべき5つのポイントとは？

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2013/01/29 掲載

賢いクラウドサービスの選び方～チェックすべき5つのポイントとは？

導入前に知っておきたい！

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業務に必要なシステムを新たに導入する際、自社にサーバーを持つオンプレミス（社内設置型）だけではなく、クラウドサービスを選択肢に含めるのは、今ではごく当たり前のことになっている。しかし、社内で運用され社内のネットワークから利用する従来のシステムとは大きく異なるクラウドでは、セキュリティが不安だというユーザーも少なくない。クラウドサービスの選定にはどのような視点を持ち、何に気を付けてサービス事業者を選ぶべきなのか、改めて整理してみよう。

魅力は利便性やコスト、不安なポイントはセキュリティ

　アプリケーションやサーバーリソースを「所有する」のではなく、「利用する」クラウドサービスは、今や企業がIT投資する際の選択肢として外せないものとなっている。実際、総務省が発表している「平成23 年通信利用動向調査」によれば、クラウドサービスをすでに利用している、または今後利用する予定がある企業は約半数にのぼり、前年より8%も増加していることがわかる。

表1■国内におけるクラウドサービスの利用状況（出典：総務省「平成23 年通信利用動向調査」）

　自社でシステムを構築して運用する従来のオンプレミス方式に対して、クラウドサービスではインターネットを経由してアプリケーションを利用する。インターネットにさえつながればどこからでも利用でき、業務に急速に広まりつつあるスマートデバイスと合わせて活用すれば、これまでにないワークスタイルを築くことも可能だ。

　また、自社でシステムを運用しなくてすむため、サーバーの稼働状態を維持したり、アプリケーションのバージョンアップやメンテナンスといった作業からも解放される。データバックアップなどのオプションメニューを持つサービスも多いため、少ない負荷で、業務に必要なアプリケーションとデータを、いつでも使える状態に維持することができる。

　こうしたメリットの一方で、3割を超える企業が今後もクラウドサービスを利用する予定はないという。利用しない理由としては、「必要がない」に次いで「情報漏洩などセキュリティに不安がある」が2位に挙げられている。

　コンテンツやデータを外部のデータセンタに保管し、クラウドサービス事業者に管理させることになるため、セキュリティ基準はデータセンタやサービス事業者に依存することになる。さらに、公衆回線であるインターネットを経由してアプリケーションを利用するため、通信経路上での情報漏えいや盗聴などのリスクも無視できない。

　では、セキュリティの不安を払拭し、クラウドサービスのメリットを享受するためにはどのような準備をして、どのような視点でサービスを選定すればいいのだろうか。

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　クラウド導入前に確認しておくべき5つの重要なポイントとは？