- 2025/03/06 掲載
米景気「小幅に拡大」=トランプ関税に企業懸念―FRB報告
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は5日、全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)を発表し、経済活動が1月半ばから「小幅に拡大した」との見解を示した。「小幅から緩やかな拡大」とした1月時点の前回判断をわずかに下方修正した。また、製造業がトランプ政権の高関税政策に不安を抱えていると指摘した。
報告によると、石油製品からオフィス用品に至る幅広い製造業で、トランプ関税によって「打撃を受ける可能性」に懸念が示された。建設業では木材など原材料価格への影響を警戒する声もあった。企業の景気見通しは「わずかに楽観的」だったという。
【時事通信社】
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