[シンガポール ４日 ロイター] - 複数の関係筋によると、東南アジアの配車・料理宅配大手グラブはインドネシアの同業ＧｏＴｏ（ゴートゥ）と合併交渉を進めている。

赤字経営に歯止めをかけることが狙い。交渉は進んだ段階にあるという。

合併交渉は昨年行われた後、同年１２月に再開された。株主は年内の合意を望んでいるが、過去の交渉は全て決裂しており、合意が成立しない可能性もあるという。

両社の時価総額は合計で約２５０億ドル。

ＧｏＴｏのインドネシア電子商取引事業トコペディアは２３年１２月に中国系動画投稿アプリ「ＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）」に売却されている。