- 2024/12/19 掲載
英製造業受注指数、10─12月はコロナ禍以来の大幅低下=CBI
[ロンドン 18日 ロイター] - 英産業連盟(CBI)が18日に公表した10─12月の製造業受注指数はマイナス25と、9─11月のマイナス12から大幅に低下し、2020年8月以来の低水準となった。コロナ禍以来最大の落ち込みで、経済の勢い減退が新たに示された。
生産見通しを示す指数もプラス9からマイナス31となり、20年5月以来最低となった。
CBIの主任エコノミスト、ベン・ジョーンズ氏は「製造業は、一方では欧州主要市場の政情不安や米国の貿易政策を巡る不確実性の中で外需が弱まるという最悪の状況に直面している。他方では、予算発表でコストが上昇し、事業中止や受注減が広く報告される中、国内企業の信頼感が崩壊した」と述べた。
CBIの12月受注残指数はマイナス40と11月のマイナス19から急落し、20年11月以来最低となった。
調査は11月25日から12月11日に製造業者331社を対象に実施した。
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