[ニューヨーク １８日 ロイター] - 米モルガン・スタンレーはＳ＆Ｐ総合５００種の基本ケースでの１２カ月目標株価を６５００に引き上げた。同社の株式ストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏らが１８日のメモで明らかにした。

モルガン・スタンレーは米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が来年にかけて政策金利を引き下げ、景気指標がさらに改善するに伴い、最近の米企業利益改善の広がりが来年も続くと予想。「（２０１６年の選挙後に見られたように）選挙後に企業のアニマルスピリットが高まる可能性があり、２５年は市場全体でより均衡の取れた業績の構図が見られる可能性がある」とした。

また「質の高い景気循環株」に依然として強気で、１０月上旬に投資判断を引き上げた金融株を引き続き「オーバーウエート」とした。