- 2024/10/30 掲載
米マクドナルド、集団食中毒で消費者が集団訴訟
シカゴ在住のアマンダ・マクレイ氏とフロリダ州デイビーのウイリアム・マイケル・クラフト氏は今月にクォーターパウンダーを購入した後、大腸菌感染に関連する多くの症状が出たと述べた。両氏はマクドナルドが汚染の危険性を公表していれば、クォーターパウンダーを買わなかったと主張、同社の行為により損害を被ったと訴えた。
原告は、大腸菌に汚染されたクォーターパウンダーを購入した全米の全ての人に対して500万ドルを超える損害賠償を求めている。
マクドナルドは先週、少なくとも1人が死亡、75人が感染した集団食中毒を受け、全米1万4000店舗の5分の1でクォーターパウンダーの販売を停止したが、今週に販売を再開した。
同社のクリス・ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は29日、四半期決算発表後の電話会見で、集団食中毒の発生について顧客に謝罪した。ケンプチンスキー氏は、事態は収拾したようだと説明。「マクドナルドでの食事は安全だと確信している」と強調した。
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