- 2024/10/18 掲載
アップルCEOから電話、EU罰則巡る懸念で=トランプ氏
[17日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は17日配信されたポッドキャスト番組で、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)から欧州連合(EU)の罰則を巡る懸念について電話を受けたと述べた。
ロイターはアップルに確認を求めたが、返答は得られていない。
トランプ氏は番組で「2、3時間前に彼(クック氏)から電話があった」とし、「彼はEUが150億ドルの罰金を科したと言った。その上、EUからさらに20億ドルの罰金を科されたという」と述べた。
欧州連合(EU)の最高裁判所に当たる欧州司法裁判所は先月、アイルランドの税優遇措置を巡りアップルに130億ユーロ(140億8000万ドル)の追徴を命じる欧州委員会の決定を支持した。また、欧州委は今年3月、同社が音楽ストリーミング市場で競争を阻害したとして、20億ドルの制裁金を科すと発表した。
トランプ氏はクック氏に対し「私がまず当選する必要があるが、米企業を利用するようなことはさせない」と伝えたという。
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