Balazs Koranyi

[フランクフルト ９日 ロイター] - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのウンシュ・ベルギー中銀総裁は、複数のＥＣＢ当局者が１０月の利下げを示唆していることについて、自身はまだ決めかねていると発言、相反する力が働いており、成長率は低いがインフレ率はまだ高過ぎ、地政学的な緊張がエネルギー価格を押し上げているとの認識を示した。

総裁はベルギーの経済紙レコーに「１０月に議論を開始しなければならない決定的な要因はあるのだろうか。ＥＣＢスタッフの分析を見極めたい」と述べた。