- 2024/10/07 掲載
米ボーイング、組合との交渉を7日に再開
[4日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングとその最大労組は4日、労使交渉を7日に再開すると発表した。
ボーイングのケリー・オルトバーグ最高経営責任者(CEO)は従業員に対して「国際機械工労組(IAM)との解決は私にとって優先事項であり、我々のチームは7日に協議を再開する準備ができている」と説明した。
同社では、大幅な賃上げや確定給付年金復活を巡り労使が対立。西部ワシントン州シアトル地域とオレゴン州ポートランドで働く従業員3万2000人余りが先月ストライキに突入し、主力小型機「737MAX」などの機体の製造が止まっている。
IAMは先月27日、賃金交渉が中断されたとし、次回以降の交渉日程が未定だと発表していた。
今回のストはボーイングにとって2008年以降で初めてとなる。同社を巡っては、1月に新型機737MAXが飛行中にドアのパネルが外れるという事故が起きている。
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