- 2024/10/07 掲載
台湾の鴻海、第3四半期売上高は過去最高 AIサーバー需要が旺盛
売上高は前年同期比20.2%増の1兆8500億台湾ドル(約573億ドル)。LSEGスマートエスティメートの予想は1兆7900億台湾ドルだった。
鴻海は5日、「大幅な成長という当初の予想を上回る結果となった」と指摘。堅調なAIサーバーがクラウドとネットワーク製品部門の大幅な増収につながったという。
iPhone生産を含むスマート・コンシューマー・エレクトロニクス部門は、新製品の発売により前四半期比で大幅な伸びを示したが、前年同期比では横ばいだった。
9月単月の総売上高は7330億台湾ドルに達し、前年同月比10.9%増。同月としては過去2番目の高水準となった。
鴻海は今四半期の見通しについて「今年後半のピークシーズンに入り、当社の事業は徐々に勢いを増すと見込んでいる。第4・四半期は現在の市場予想とほぼ一致しそうだ」とした。具体的な数字は示していない。
同社は11月14日に第3・四半期決算の詳細を発表する。
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