- 2024/10/04 掲載
テスラ、米でサイバートラック2.7万台強リコール 今年5度目
[ワシントン 3日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラ3日、米国内で電動ピックアップトラック「サイバートラック」2万7000台強をリコール(回収・無償修理)すると発表した。後方カメラの映像の表示が遅れ、ドライバーの視認性が損なわれて衝突のリスクが高まる恐れがある。
2024年型サイバートラックのリコールは1月以来5度目。不具合にはソフトウエアのアップデートで対応する。
リコールは国内のサイバートラックの大半が対象で、今年5回のうち最大規模。4月にはアクセルペダルパッドの緩み、6月にはフロントガラスワイパーと外装部品の不具合でリコールを行った。
サイバートラックは納車開始が23年11月。生産上の問題とバッテリー供給の制約のため、計画から2年遅れた。テスラはサイバートラックの生産台数と納車台数を公表していない。
テスラによると、この問題に関連すると思われる、品質保証に基づく請求が45件、現場からの報告4件があったが、衝突、死亡事故や負傷の報告はないという。
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