- 2024/10/04 掲載
スピリット航空、株価大幅下落 破産申請の可能性巡る報道で
[3日 ロイター] - スピリット航空は、ジェットブルー航空との統合計画が失敗に終わったことを受け、米連邦破産法第11条の適用を申請する可能性があり、債券保有者とその条件を巡り協議している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が3日、関係者の話として報じた。これを受けて時間外取引で株価は約30%下落した。
WSJによると、スピリット航空は法廷外取引を通じたバランスシートの再構築も模索しているが、最近の協議は、破産法の適用申請で支持を取り付けるため、債券保有者やその他の債権者と合意に達することに重点を置いている。
WSJの報道に対し、スピリットは同社の第2・四半期決算説明会でテッド・クリスティ最高経営責任者(CEO)が2025年と26年に迎える債務満期について、社債保有者のアドバイザーと協議中であると述べたことを指摘した。
クリスティ氏は「この話は現在も進行中であるため、この件に関して詳細を述べたり、質問を受けたり、潜在的な結果について推測したりするつもりはない」とし、これは優先事項であり、事業にとって最善の結果をできるだけ早期に確保することに注力していると説明した。
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