• 2024/09/23 掲載

FRBの0.5%利下げは「正しい決断」=ミネアポリス地区連銀総裁

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[23日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は23日、米連邦準備理事会(FRB)の先週の0.5%利下げ決定はインフレの大幅な進展と失業率上昇のリスクを考慮して「正しい決断」だったと述べた。

カシュカリ氏は、小論文で「リスクのバランスは、インフレ率の上昇から労働市場の一段の鈍化リスクへシフトしており、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標の引き下げが正当化される」と述べた。

カシュカリ氏は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を有していない。最近までタカ派的な立場で、インフレ抑制に向け引き締め政策をより長く続ける必要があると主張していた。

小論文に盛り込まれたチャートでは、FRB当局者の金利・経済見通しと同様、年内2回の会合で0.5%の利下げ、来年さらに1%の利下げを予想した。

予想通りなら政策金利は、経済をふかしも冷やしもしない中立金利と同氏が考える水準を0.5%ポイント上回る水準になるが、実際の経路は今後得られるデータ次第になるとした。

FRBが注視する個人消費支出(PCE)価格指数は前年比上昇率が2.5%に鈍化した。この水準はインフレとの戦いの勝利を示すものではないが、実質的な前進を示すと指摘した。

ここ数カ月のトレンドは「ディスインフレプロセスが軌道に乗っている」ことを示し、インフレ率が今後予想外に上触れする可能性はほとんどないとした。

一方、労働市場は減速の兆候を示し、失業率は4.2%となお低水準ながら昨年よりは上昇していると指摘。

それでも、個人消費と経済成長は驚くほど底堅く、「混乱させる」データが混在しているが、景気後退圧力が高まっていることを示唆するものではないと述べた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます