David Shepardson

[ワシントン ２１日 ロイター] - 米商務省は２３日、安全保障上の懸念を理由に、インターネットに常時接続するコネクテッドカー（つながる車）や自動運転車への中国製ソフトウエア、ハードウエアの搭載禁止を提案する見込みだ。関係筋２人がロイターに語った。

バイデン政権は、中国企業による米国の運転手やインフラに関するデータの収集、インターネットやナビゲーションシステムに接続された車両が他国に操作されるリスクについて、深刻な懸念を示している。

関係筋によると、規制案は、中国の主要な通信や自動運転システムに関するソフトまたはハードを備えた車両を対象に、同国からの輸入と販売を禁止する内容。 レモンド商務長官は５月、つながる車に内蔵される中国のソフトまたはハードのリスクは重大だと指摘していた。