［ブラジリア　２０日　ロイター］ - イーロン・マスク氏が所有するソーシャルメディア・プラットフォームのＸは、ブラジルで法的代理人を任命した。同社の弁護団が２０日明らかにした。Ｘはブラジルで最高裁判所の命令で遮断されており、法定代理人の指名はサービス再開の条件の一つになっていた。

８月下旬、ブラジル最高裁は、偽情報拡散問題への対応が不十分などとして、Ｘのサービス停止を命じ、数時間後にサービスが遮断された。

ブラジルの法律では、外国企業が同国で事業を行う場合、会社の法的責任を負う法定代理人を立てることが義務付けられている。

Ｘの弁護団は１９日、最高裁が命じた不適切なコンテンツ削除に対応し始めたとしている。