- 2024/09/12 掲載
アトランタ連銀総裁にFRBの内規違反、金融取引巡り
アトランタ連銀の監察総監室によると、ボスティック総裁には、米連邦公開市場委員会(FOMC)のブラックアウト(FOMCの12日前からFRB高官が金融政策に関する発言を制限される期間)規則の下で「FOMCの機密情報に基づいて行動しているという印象を与える」行為があった。また、アトランタ連銀の行動規範の下で「合理的に見て公平性を疑わせるような『利益相反の印象を与える』」こともあったという。
アトランタ連銀は声明を発表し、「われわれはこれらの問題を深刻に受け止めており、理事会メンバー全員で会合を開き、報告書の詳細についてさらに慎重に議論する予定だ」と述べた。FRBの広報担当者は理事会が報告書を検討中だと述べた。
ボスティック総裁はすでに財務情報開示における一連の誤りを認めていたため、これは以前から予想されていた。
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