- 2024/09/06 掲載
MMFに資金流入、米利下げに備え=BofA週間調査
[ロンドン 6日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)の週間調査によると、4日までの週はマネー・マーケット・ファンド(MMF)に608億ドルが流入した。9月の米利下げに備える動きとみられる。
多くのファンドマネジャーは利下げでMMFのリターンが下がり、株式や債券に資金が流入すると期待しているが、大口投資家は利下げ前にMMFに資金を移す傾向がある。MMFは幅広い短期債券で運用されており、政策金利の動向の影響を受けやすい短期国債との比較で長期にわたって相対的に高いリターンを得られることが多いためだ。
MMFへの過去5週間の資金流入は2310億ドルで、2023年12月以降で最大。
債券ファンドには95億ドルが流入。ただ米国債ファンドからは1月以降で最大となる19億ドルが流出した。株式ファンドには30億ドルが流入。金ファンドには6億ドルが流入した。
調査はEPFRのデータを基にしている。
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