- 2024/08/16 掲載
米鉱工業生産、7月製造業は0.3%低下 予想下回る
6月分は前回発表の0.4%上昇から横ばいに下方修正された。
7月の前年同月比は0.1%小幅上昇した。経済の10.3%を占める製造業部門は高水準の金利に引き続き圧迫されている。
部門別では、自動車・部品が7.8%低下。前月は0.3%上昇していた。
耐久財は0.9%低下。自動車の低下がコンピューター・電子製品、電気機器、一次金属の上昇を相殺した。
非耐久財は0.4%上昇。石油・石炭製品やパルプ・紙の生産が伸びた。
鉱業は横ばい。6月は0.1%低下だった。
公益事業は3.7%低下。6月は2.6%上昇していた。
全体の鉱工業生産は0.6%低下。6月は0.3%上昇していた。
設備稼働率は前月の78.4%から77.8%に低下。1972─2023年の平均を1.9%ポイント下回る水準にある。
製造業の設備稼働率は前月の77.5%から77.2%に低下。長期平均を1.1%ポイント下回っている。
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