- 2024/08/16 掲載
米小売売上高、7月予想を上回る+1.0% コア+0.3%
[ワシントン 15日 ロイター] - 米商務省が15日発表した7月の小売売上高(季節調整済み)は前月比1.0%増加した。エコノミスト予想の0.3%増を上回り、景気急減速の懸念を和らげた。
6月は0.2%減と前回発表の横ばいから下方修正された。
自動車、ガソリン、建築資材、食品サービスを除く小売売上高は0.3%増、前月は0.9%増で改定されなかった。
前年同月比では2.7%増加した。消費者はバーゲン品を探したり、より安価な代替品に乗り換えたりすることで支出を維持している。
自動車・同部品の売上高は3.6%増となり、6月の3.4%減から回復した。6月の減少は自動車ディーラーやメーカーにソフトウエアを提供する米CDKグローバルへのサイバー攻撃が要因とされる。
オンライン売上高は6月の2.2%増に続き、0.2%増加した。ガソリンスタンドは0.1%増加。建築資材・園芸用品店は0.9%増加した。
サービス部門として小売統計に唯一含まれる飲食店は0.3%上昇した。6月は0.1%増だった。
家具は0.5%増加。電子機器・家電は1.6%増加した。一方、衣料品やスポーツ用品、趣味用品、楽器、書籍は減少した。
自動車、ガソリン、建築資材、外食を除くコア小売売上高は0.3%増。6月は0.9%増と改定なしだった。
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