- 2024/08/14 掲載
フォードとマツダ、タカタ製エアバッグ車所有者に改めて注意喚起
米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は以前、衝撃を受けた車両内でエアバッグインフレーターが破裂し、鋭利な金属片が飛散してドライバーや同乗者を直撃する可能性があると警告した。
これまでに実施したリコールの対象にはピックアップトラック「レンジャー」、スポーツカー「マスタング」と「GT」、セダン「フュージョン」と、「エッジ」を含むSUV(スポーツタイプ多目的車)の一部のモデルが含まれている。
フォードによると、全世界で自社の車両で約76万6500個の当該エアバッグインフレーターが未修理のまま使われている。このうち約37万4300個が米国内の車両に搭載されている。
フォードは対象車両の所有者に、直ちにディーラーに連絡して修理を依頼するよう呼びかけている。
一方、マツダは米国で、クロスオーバー車「CX─7」、スポーツカー「RX8」など約8万3000台が未修理のまま使用されていると推計している。7月にはドイツ自動車大手BMWがこの問題で、米国で約39万4000台をリコール(回収・無償修理)した。
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