- 2024/08/14 掲載
米ホーム・デポ、通年の業績予想を下方修正
[13日 ロイター] - 米ホーム・デポは13日、個人消費の低迷により、通年利益が減少し、年間の既存売上高もさらに落ち込むと警告した。
借入コストの上昇や物価上昇を背景に顧客はフローリングやキッチンキャビネット、バスルームなどの大型商品の購入を遅らせている。
テッド・デッカー最高経営責任者(CEO)は「誰もが金利が下がると予想している。 そのため、顧客は大型プロジェクトを延期している」と決算後の電話会議で語った。
この日発表した第2・四半期決算は、既存店売上高が3.3%減少した。LSEGがまとめた市場予想は1.98%減だった。客足の指標である顧客取引は13四半期連続で減少した。
年間既存店売上高は3─4%減少すると予想。従来予想の約1%減から下方修正した。希薄化後1株当たり利益は2─4%減少すると予想している。
ウェドブッシュのアナリスト、セス・バシャムはメモの中で、最新予測は「保守的ではないにせよ妥当であり、今後の見通しと株価のリスクは軽減するはずだ」と述べた。
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