- 2024/08/09 掲載
中国の債券取引口座、貸し出しや譲渡避けるべき=人民銀系紙
人民銀監督下にある中国銀行間市場交易商協会(NAFMII)は7日夜、債券市場操作の疑いで地方商業銀行4行を調査すると発表。
8日の声明で一部の小規模金融機関について、借りた口座を使った不正な債券取引を発見し、処罰するために重大な違反者を人民銀に報告したとした。
金融時報は、非所有者が貸借料を払って借りた取引口座を使うと、規制に合致しない資金フローをしばしば伴い、受益権が移動する可能性もあると指摘。
市場価格をゆがめるほか、口座の所有者が取引を管理できないため信用リスクを高める可能性があると説明した。
同紙によると、NAFMIIは4月に口座貸しなど不正取引について、幾つかの小規模金融機関を調査した。
一部の金融機関の職員は部外者と結託し、国債利回りの低下予想に基づいて違法行為を行っていた、と伝えた。
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