- 2024/08/02 掲載
海運マースク、通期見通し再度引き上げ 第4四半期は不透明
[コペンハーゲン 1日 ロイター] - デンマークの海運大手マースクは1日、通年の利益見通しを再度上方修正した。紅海における危機などが理由という。一方、第4・四半期の見通しは不透明だとした。
マースクは利払い・税・償却前利益(EBITDA)見通しを従来の70億─90億ドルから90億─110億ドルに引き上げた。
今年の世界のコンテナ市場の取扱量は前年比4─6%増加すると予想。従来は2.5─4%増を見込んでいた。
一方、第4・四半期の需給については先行きが不透明だと説明した。
同社は2月に通年見通しを公表したが、今回を含めて3回見通しを上方修正した。紅海における混乱は少なくとも年末までは続くと予想している。
同社は8月7日に四半期決算を発表する。
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