- 2024/07/19 掲載
ECBタカ派、9月利下げに前向き デフレ継続確認なら=関係筋
ECBは18日に開いた理事会で主要政策金利の据え置きを決定し、前回6月理事会に続く連続利下げを見送った。ラガルドECB総裁は9月理事会について「ワイドオープン(何も決まっていない)」と述べた。
4人の関係筋によると、一部のタカ派ECB理事は夏以降の追加利下げ実施に反対していない。ECBは6月理事会のかなり前から利下げを示唆していたが理事会直前に予想外の経済指標が発表され痛い目に遭ったため、現時点で今後の方針を明確に示すことを避ける必要がある。9月理事会の決定は、経済指標次第でどちらの方向にも転ぶ可能性があるという。
この件に関してECB報道官からコメントは得られていない。
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