- 2024/07/02 掲載
午前のドルは38年ぶり高値圏もみあい、財務相「為替注視」
鈴木俊一財務相は閣議後会見で円安について「為替に関する考え方は、これまで話してきた通り」と述べ、政府のスタンスに変化はないと指摘した。高値圏を推移していたドルは発言が伝わった直後、10銭強下落した。
市場では「歴史的な安値圏に到達したことで、円相場はボラティリティが高まりやすくなっている。急変動があれば介入が行われる可能性は十分にある」(外銀アナリスト)との声が聞かれた。
ドル/円の上昇が一服となったことで、上値追いを続けていたクロス円も全般もみあいとなった。
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