- 2024/07/01 掲載
中国系シーイン、香港上場の代替案も検討=FT
ロイターは24日、関係者2人の話として、シーインが今月、英規制当局への文書を非公開で提出し、年内のロンドン上場に向けた手続きを開始したと報じた。この報道は、同社の労働慣行を懸念する複数の英人権団体の強い反発を招き、アムネスティ・インターナショナルの英国支部は、シーインの上場を認めればロンドン証券取引所にとって「恥の象徴」になるとコメントした。
FTによると、シーインの上場計画は依然として流動的であり、現時点でロンドン上場を重視していても実現は不透明だという。同社はコメントを控えた。
シーインは当初ニューヨークで上場する計画だったものの、米議会の反対を受けて計画は頓挫した。英議員の間からも、シーインの上場が適切か疑問視し、労働慣行やサプライチェーン、輸入関税の免除について厳しい精査を求める声が上がっている。
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