- 2024/05/15 掲載
中国の複数行、高金利預金商品を廃止 コスト削減狙う
中国交通銀行、中国郵政貯蓄銀行、興業銀行、中信銀行などは今週、高金利の個人・法人向け預金商品について、一部取り扱いを終了するか、金利を要求払い預金と同水準に引き下げると発表した。
利回りの高い「コール預金」や「協定預金」などが対象で、15日から適用する。
中国経済が減速する中、金融機関は困難な状況にあるセクターへの貸出金利を引き下げるよう圧力を受けており、純金利マージンが縮小している。
郵政貯蓄銀行は発表文で、今回の措置は「関連する規制要件を実行し、市場の競争秩序を維持するため」と説明した。
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