- 2024/05/15 掲載
米ホーム・デポ、売上高が予想以上に減少 高額商品が不振
LSEGのデータによるアナリスト予想は2.09%減だった。米国の消費者が高額商品への出費を抑え、小規模な住宅修繕にとどめる動きを背景に、予想よりも落ち込んだ。減少は6四半期連続となった。
テッド・デッカー最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会見で「キッチンやバスルームなど顧客が融資を利用することの多い大型の項目で引き続き軟調な動きが見られる」と述べた。
同社幹部によると、2ー4月期の1000ドル超の高額取引は前年同期比6.5%減だった。ただ下期には回復すると見込んでおり、通期の業績見通しは据え置いた。
トゥルーイストのアナリスト、スコット・チッカレッリ氏は「住宅の改築は巻かれたバネのような状態だ」とし、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに踏み切れば、住宅改築や修繕の動きが大幅に加速する可能性があるとの見方を示した。
2ー4月期の1株当たり利益は3.63ドルで、予想の3.60ドルをやや上回った。
関連コンテンツ
PR
PR
PR