- 2024/05/14 掲載
野村HD、30年税引き前利益5000億円目標=経営ビジョン、銀行ビジネスも拡大
野村ホールディングス(HD)は14日、投資家向け説明会を開き、2030年に向けた経営ビジョンで税引き前利益5000億円超えの達成を目指すと発表した。プライベートアセット(非公開資産)投資やストック資産の拡大などを推進し、連結自己資本利益率(ROE)は8~10%程度を目指す。
国内の金利環境を踏まえ、奥田健太郎グループ最高経営責任者(CEO)は「バンキングが第4の部門となるべくグループ内連携を強化し、経営体制の強化・ビジネス拡大を図りたい」と述べた。野村HDは傘下に野村信託銀行を抱え、足元では証券担保ローンなど個人向けが伸びているという。
説明会後の記者会見で、同氏は銀行業務における差別化の重要性を指摘し、「必ずしも(他の)銀行を買収して、私たちの戦略が達成されるか疑問だ。これまで銀行への投資・出資はしてきていない」と語った。野村HDの主要3部門はウェルス・マネジメント、インベストメント・マネジメント、ホールセールで、現在は「その他」に含まれる銀行を部門として独立させる意向だ。
〔写真説明〕記者会見する野村ホールディングスの奥田健太郎グループ最高経営責任者(CEO)=14日、都内の本社
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