- 2024/04/11 掲載
米バーテックスが自己免疫の腎臓疾患治療に進出、49億ドルで買収
買収手続きは2024年第2・四半期に終了することが期待されている。買収価格はアルパイン1株当たり65ドルで、9日終値に約67%のプレミアムを付けた。アルパイン株は時間外取引で36%急騰したが、バーテックス株は約1%下落した。
アルパインは、進行すると腎機能が低下し高血圧の合併や腎不全を伴う「IgA腎症(IgA nephropathy)」の治療薬候補「ポベタシセプト」(povetacicept)を開発中のバイオ医薬品メーカー。両社によると、米国では約13万人が発症している。IgA腎症は日本では指定難病の一つ。
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