［１０日　ロイター］ - ゴールドマン・サックスは１０日、３月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）が予想を上回る伸びとなったことを受け、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利下げ開始時期予想を従来の６月から７月に先延ばしした。

米労働省が１０日発表した３月のＣＰＩは前年同月比３．５％上昇と、前月の３．２％上昇から加速し、昨年９月以来の大幅な伸びとなった。市場予想の３．４％も上回った。ガソリンや住居費の上昇が背景。市場ではＦＲＢが９月まで利下げを見送るという観測が強まった。