- 2024/04/11 掲載
個人投資家、高リスク投資に前向き エヌビディアなど選好
S&P500種指数は今年に入って約9%上昇し、エヌビディア株が70%を超える急騰となった。エヌビディアは平均的な個人投資家のポートフォリオで9.3%と、最も高いウエートを占める。
バンダリサーチのアナリストらは「損失の回収から高値の更新に焦点が移るにつれ、個人(投資家)がより高いリスクを取る意欲は明らかに高まっている」とコメントした。
個人投資家による高リスク高リターンの取引は、リスク選好度が改善したことで弾みが付いた。AIが盛り上がる中、投資家の資金が流れ込んでいるテクノロジー銘柄が上昇している。
投資プラットフォームを手がけるeToro(イートロ)のグローバル・マーケット・ストラテジスト、ベン・レイドラー氏は、今年に入って最も増えている投資先としていずれも半導体大手のエヌビディア、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、台湾積体電路製造(TSMC)を挙げた。
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