- 2024/04/10 掲載
基調的な物価が2%へ上がっていくのを支援するため当面緩和的環境=日銀総裁
[東京 10日 ロイター] - 日銀の植田和男総裁は10日、衆院財務金融委員会で、基調的な物価上昇率が2%に向けて持続して上がっていくことをサポートするために当面は緩和的な金融環境が継続すると述べた。
植田総裁は「通貨および金融の調節に関する報告書」(半期報告)の概要を説明し、各委員からの質問に答えた。
日銀は3月に、マイナス金利解除を含む大規模な金融緩和の修正を決めた。植田総裁は短期金利の上昇は0.1%にとどまるとし、今回の政策変更で住宅ローン金利を含む貸出金利が大幅に上昇するとはみていないと説明した。
(和田崇彦)
PR
PR
PR