- 2024/04/09 掲載
米消費者の長期インフレ期待がまちまちに=NY連銀3月調査
1年先のインフレ期待は3%と横ばいだったが、3年先のインフレ期待は2月の2.7%から2.9%に上昇した。一方、5年先のインフレ期待は同2.9%から2.6%に低下した。
調査によると、今後数年間のインフレに対する全体的な予想はまちまちだが、1年先の食料、ガソリン、家賃、大学費用、医療費の伸びが2月から加速すると予想されている。また、1年先の住宅価格の伸び予想は3%と6カ月連続で横ばいとなっている。
今回の調査では、労働市場に対する見方もまちまちだった。個人の財務状況に関しては全体的によりポジティブな見方となったが、債務返済の遅れを懸念しているとの回答が過去4年間で最多となった。こうした懸念は低所得者層および40─60歳に集中した。
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