- 2024/03/29 掲載
「紅麹」サプリ被害、死者5人に=小林製薬社長「社会問題に発展」と謝罪
小林製薬の紅麹(べにこうじ)を配合したサプリメントによる健康被害が広がっている問題で、同社は29日、新たに1人の死亡報告を遺族から受けたと発表した。摂取との関連が疑われる死者はこれで5人目。小林章浩社長は29日、大阪市内で記者会見し、「社会問題にまで発展していることを深くおわびする」と謝罪した。
厚生労働省によると、小林製薬の紅麹サプリを摂取した後に入院した人は93人に上り、同社に寄せられた相談件数は27日時点で約1万2000件。大阪市は食品衛生法に基づいて商品の回収を命じた。健康被害に加え、原料として紅麹を小林製薬から購入した食品メーカーなどが商品の自主回収を急いでいる。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見冒頭、頭を下げる小林製薬の小林章浩社長(左から2人目)ら=29日午後、大阪市北区 〔写真説明〕紅麹配合サプリメントによる健康被害問題で記者会見する小林製薬の小林章浩社長=29日午後、大阪市北区
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