- 会員限定
- 2017/05/30 掲載
コンピュータはプロセッサ中心から「メモリ中心」へ HPEが160TB搭載プロトタイプ発表
これを「プロセッサセントリック」のコンピューティングとすると、HPEが開発中の新しい大型コンピュータ「The Machine」は、メモリ中心の「メモリドリブン」なコンピュータだと説明されています。メモリをコンピュータの中心に置き、その周囲にはメモリからデータを受け取って処理するための、多数のプロセッサが接続される構造になっているのです。
すべての接続はフォトニクス技術による高速なファブリックネットワークで網の目のようにつながっています。
ストレージはありません。メモリドリブンなコンピューティングでは、中心に位置する膨大なメモリが電源を切ってもデータを失わない不揮発性メモリで構成されているため、これが従来のメインメモリとストレージの両方の役割を備えているのです(そのため、DRAMのように高速な不揮発性メモリを実現できるかどうかがThe Machineの実現の大きなカギになっており、そのための半導体技術が現在開発中とされています)。
Intel persistent memoryの記事でも解説しましたが、将来のコンピュータアーキテクチャの多くでは、不揮発性メモリの発展によってストレージが不揮発性メモリの中に包含されていことが想定されています。
HPEの説明によると、メモリドリブンなコンピューティングでは膨大なデータをコンピュータの中心に保持しつつ、その周囲に多数の多様なプロセッサ(上の図ではSoC:System on Chip)を接続して処理を同時並列的に実行できるため、従来よりも圧倒的に高速かつ効率的な処理、特にビッグデータのような膨大なデータの処理が可能になります。
160テラバイトメモリを搭載、実質的に無限のメモリを搭載
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
投稿したコメントを
削除しますか?
あなたの投稿コメント編集
通報
報告が完了しました
必要な会員情報が不足しています。
必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。
-
記事閲覧数の制限なし
-
[お気に入り]ボタンでの記事取り置き
-
タグフォロー
-
おすすめコンテンツの表示
詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!
「」さんのブロックを解除しますか?
ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。
ブロック
さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。
さんをブロックしますか?
ブロック
ブロックが完了しました
ブロック解除
ブロック解除が完了しました