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NECは、製造業における設計図面・仕様書・部品表などの製品技術情報を製品ライフサイクルにわたって統合管理するPLMソリューション「Obbligato III(オブリガート スリー)」について、EMSやODMなど社外の取引先と、製品技術情報の共有を実現する「ObbligatoIII/Collaboration Platform(コラボレーション基盤)」を製品化し、販売開始した。
「ObbligatoIII/Collaboration Platform」では、EMSやODMなどの取引先に3次元CADデータや仕様書などのデータを送付する際、イントラネット外に設置した情報共有用サーバ(外部ポータル)を介してやり取りする機能を提供する。社外からイントラネット内のファイルに直接アクセスさせる必要がないほか、情報共有用サーバ上に設置した取引先ごとの専用領域を利用するため、安全で確実な情報共有が可能となる。また、「ObbligatoIII」だけでなく他社PLMソフトを利用している場合でも、本製品を外部ポータルとして追加導入しPLMソフトと連携して利用することも可能。
そのほか、データを分割して多重送信し、途中で分断した場合も続きのデータから再送することで、大容量ファイルの送付時間を最大6割短縮可能な「大容量ファイル転送オプション」や、取引先のファイル受領状況や閲覧状況などをエビデンスとして保存することで、情報共有を確実なものとする「配付管理オプション」を提供する。
NECは本製品について、国内ならびに海外に進出している日系企業、現地の製造業企業を対象に拡販し、PLMソリューション事業の強化を図る方針だ。
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