- 2013/11/11 掲載
国内PC出荷台数、XP終了の影響で6四半期ぶりのプラス 「需要の先食い」懸念も
ベンダーシェアでは、前期(2013年4月~6月)より上位5社の顔ぶれは変わらなかったが、前期5位のHPが3位へと順位を上げた。家庭市場での出荷台数が比較的少ないHPとデルは、家庭市場の影響が少なく、ビジネス市場での好調が、そのままPC市場での躍進につながったという。

富士通は、家庭市場で前年同期比14.4%減、ビジネス市場では同比18.1%増となり、全体では9.1%増となった。
HPは、前期の5位から3位に順位を上げた。家庭市場では前年同期比45.8%減と厳しい結果だったが、ビジネス市場では同比29.4%増となり、全体では16.6%増と二桁成長になった。
東芝は、ビジネス市場では前年同期比14.6%増と好調だったが、家庭市場で同比29.5%減となり、全体では5.8%減となり順位を1つ下げた。
デルは、家庭市場で前年同期比12.3%減となったが、ビジネス市場では同比43.7%増となり、全体では33.8%増となった。上位5社の中で、30%を超える成長率を達成したのはデルのみになるという。
IDC Japan PC,携帯端末&クライアントソリューション リサーチマネジャーの片山 雅弘氏は「家庭市場で苦しんでいるベンダーは、ビジネス市場で活路を見出そうとしている。しかしWindows XPサポート終了の特需は、いわば需要の先食いである。XPの特需が終わる2014年4月以降、PCのビジネスをどのように組み立てるか、家庭市場やタブレットも含め、戦略を再度見直す必要がある。2014年は、PCベンダーにとって大きな転換点になるであろう」と指摘している。
2013年第3四半期 国内クライアントPC出荷台数 トップ5ベンダーシェア、対前年成長率(実績値)
今回の発表はIDCが発行する「国内PC市場 2013年第3四半期の分析と2013年~2017年の予測」(J13171315)にてその詳細が報告されている。
関連コンテンツ
PR
PR
PR