- 2013/09/11 掲載
iPhone 5c/5s発表、世界でもっとも多くのLTEに対応 低価格版は99ドル

カメラの画素数は800万画素で変わらず、画質は向上した。サイズは123.8mm×58.6mm×7.6mm、重さ112グラムでiPhone 5と変わらない。搭載容量別では16GB/32GB/64GBの3種類を用意した。
米国価格は2年契約時で16GBモデルが199ドル、32GBモデルが299ドルとなっている。
iPhone 5cは、プラスチック筐体を採用した新しい廉価モデル。4インチのRetinaディスプレイ、A6プロセッサ、800万画素カメラなどを備えている。特徴は5色のカラーバリエーションと低価格であること。16GB/32GBモデルを揃えた。米国価格は2年契約時で、16Gバイトモデルが99ドル、32Gバイトモデルが199ドル。サムスンや現地メーカーの低価格モデルに押されて苦戦の続く新興国での巻き返しを図る。

両モデルともに、新しいiOS「iOS 7」を採用。新しいUIを備え、企業向けのMDM(モバイルデバイス管理)機能などが強化された。同OSの旧モデルへの一般配布は9月18日から。
注目されていた対応バンドはiPhone 5s/5cともに、KDDIの800MHz帯LTE(Band 18)に新たに対応(CDMAモデル)。またNTTドコモのプラチナバンドLTEであるBand 19にも対応している。また、ソフトバンクが2014年から展開を予定している900MHz帯LTE(Band 8)にも対応している。
さらに、中国やインドなどで使われるTD-LTEであるLTE Band 40をサポートしているが、ソフトバンク傘下のWireless City Planningが展開するAXGP(TDD-LTE)には非対応だった。さらにドコモやKDDIが1.5GHz帯で提供するLTEにも対応していない。
詳細はアップルのホームページで公開されている。アップルでは「iPhone 5cは、世界の他のどのスマートフォンより多いLTEバンドに対応している」と説明している。
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