電通がデジタルガレージに26億円出資、BI推進やマーケティングテクノロジー発掘

　インターネットメディアの運営やEコマース決済プラットフォームの提供を通じて大量のマーケティングデータを保有しているデジタルガレージグループと、デジタル領域において各種ソリューションを提供している電通が協働することで、デジタル・マーケティング事業およびビジネス・インテリジェンス事業におけるサービスの革新と拡大を図り、両社の企業価値を向上させていく。

　具体的には、北米をはじめとする国内外の最先端マーケティング・テクノロジーの発掘、および日本を含むアジア市場での事業化、各種データを活用したデジタル・マーケティング事業およびビジネス・インテリジェンス事業の推進を実施するという。

　デジタルガレージの普通株式を1株159,004円で1万6500株を第三者割当増資により電通が取得する形を取る。第三者割当増資の出資総額は約26億2,356万円で、電通の持株比率は7.00％となる。出資は1月11日に行われる。

　これまでも電通は、デジタルガレージの子会社CGMマーケティングなどへの出資を実施しており、資本関係があった。