- 2012/11/08 掲載
NEC、タブレットとGPS/RFID連携の保守点検システム「SmartMaintenance」を発売

タブレット端末に搭載されているGPSを使用して、地図アプリなどと連携させることで、作業者の辿った経路を確認できる。また、本機能に加えRFIDも用いることで、点検対象から離れた場所で巡視・点検を実施したこととする「みなし点検」を防止することができ、点検精度の向上が行える。
さらに、カメラ付きタブレット端末内に作業手順書や点検対象の写真・図面をはじめとする資料などを格納することで携行品を削減できる。また、Wi-Fi などの無線LANや3Gを利用することにより、リアルタイムでの資料・ノウハウの参照や検査結果・タブレット端末のカメラで撮影した写真の登録など、最新データの共有が行える。これらにより、点検者による判断基準の差を縮小し、作業レベルの均一化を実現するという。

そのほか、日本語・英語をサポートし、作業者や場所などの多様化に対応できる。
価格は、最小構成で200万円から(税別)。NECでは3年間で30億円の売り上げを見込む。
また今後、作業遅延時や点検異常時にFAX、メール、音声で保安員に警告・通知する「一斉情報配信機能」を2013年春に提供する予定。クラウドサービスへの対応など機能拡充も検討していくという。
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