- 2012/08/01 掲載
レッドハット、JBoss Enterprise Application Platform 6.0を提供 Java EE6に完全準拠
JBoss EAP6の初期起動は、3秒以内の高速化を実現。簡単なアプリケーションであれば、初期構成の使用メモリでも50MBで動作するという。また、新しいドメイン管理の概念を導入したほか、新しいコマンドラインインターフェース(CLI)が用意され、細かい設定や処理の自動化を実現できるようになった。
さらに、同時にリリースされるJBoss Operations Network 3.1を利用すれば、アプリケーションサーバの状態を監視する機能を利用することができる。
Java EE6に完全対応したことで、CDI (Context Dependency and Injection)をはじめ、JAX-RSをサポートするRESTfullサービスなどを実装した。同時にリリースされる開発者向けツールのJBoss Developer Studio 5.0では、これらの開発生産性を高める新機能が盛り込まれたという。
JBoss EAP6は、レッドハットが進めるPaaS環境「OpenShift」 のアプリケーション実行基盤としても採用されており、将来的なパブリッククラウド環境への移行も容易になるとしている。
製品、テクニカルサポート、アップグレード、修正プログラムを含めた年額サブスクリプション価格は、16コアあたり 85万8,000円(税別)から。
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