- 2012/03/05 掲載
シュナイダーエレクトリック、岩手県・大槌町に蓄電式ソーラー発電LED照明「In-Diya」144台を寄贈
岩手県上閉伊郡大槌町は岩手県の沿岸部に位置し、震災時の地震と津波、および4月7日の余震によって、住居区域の52%が浸水し、約2000世帯の住民が仮設住宅での生活を余議なくされている。市街地のほとんどが浸水区域であり、その土地利用については膨大な費用と時間を費やすため、ライフラインの整備は応急的措置が取られ未だに不便な状態となっており、地震発生から約一年が経過した現在でも、町内の電力復旧はままならないという。
今回、シュナイダーエレクトリックが寄贈した「In-Diya」は、ソーラーパネル・蓄電器・LED 照明が一体化した製品。日中、ソーラーパネルよりバッテリに蓄電し、夜間LED 照明をバッテリによって点灯する仕組みとなっており、バッテリで8時間、照明を点灯することが可能だ。同社社員が現地で岩手県庁や大槌町役場の担当者と設置場所や設置方法を検討し、仮設庁舎に設置した。今後はバス停や仮設住宅にも設置を計画している。
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