- 2011/11/24 掲載
東京都・町田市役所、庁舎内3000台端末の大部分をシンクライアント化へ
町田市役所では、シンクライアント導入以前は職員のクライアント端末としてPCを使用しており、セキュリティ上の理由により、一般のOA端末と専用の業務端末を分離させていたため、管理が非常に複雑化するという課題を抱えていた。地方自治体として、職員が手元に公用データを持たない環境の確立を目指しており、仮想デスクトップソリューションおよびシンクライアント環境の構築を推進することになった。
シンクライアント導入にあたっては、既存環境との整合性が要求され、個人認証カードによるアクセスコントロールの利用、OA環境と業務環境の切り替えの容易さなどが重視されたという。仮想デスクトップソリューションとWyseシンクライアントの導入によって町田市役所では、分離させていたクライアント端末の一本化を実現し、運用管理負担を軽減した。今後も老朽化端末について随時シンクライアント端末に更改を実施し、最終的には庁舎内3000台の端末の大部分をシンクライアント化する予定だ。
今回の導入にあたってエム・ピー・テクノロジーズは、Wyse社C10LEを提案し検証を支援。Wyse導入にあたり、認証カードと連動した設定ファイルの管理ツールを開発し提供した。
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